平成18年12月28日(木) 「ホワイトカラー・エグゼンプション」 |
今日の新聞紙面でも大きく取り扱われているようですが、
ホワイトカラー・エグゼンプション導入の可能性が高まってきました。
ホワイトカラー・エグゼンプションとは、一定の要件を満たす労働者については、
労働基準法による労働時間の規制をなくしてしまおうという制度です。
少し突っ込んで言うと、残業しても残業手当は支給しないよ、ということです。
現時点でも、管理職などの立場にあるような労働者については、
もともと残業手当はつかないのですが、その範囲をもう少し広げて、
年収8〜9百万以上のホワイトカラーもそうしようという議論となっています。
まだ詳細については決まっていませんが、簡単な例で言うと、
一月当たり基本給60万円、残業手当15万円で年収900万円の労働者が、
ホワイトカラー・エグゼンプション導入後は基本給75万円のみ、となるようです。
しかし、この残業手当が正確な数字であれば、まだ労働者も納得でしょうが、
例えば、本来は30万円分の残業をしていたにもかかわらず、
会社での暗黙の了解で15万円しかつけさせてもらえない、
などということもあるのではないでしょうか。
使用者は無駄な経費は支払いたくないでしょうし、
労働者は心身に悪影響が出るほどの拘束はされたくないでしょうから、
うまく折り合いをつけた制度設計になればと思っております。
今回で今年のブログ更新は最後の予定です。
一年間御付き合いいただきまして、誠に有難うございました。
それでは、よいお年をお迎え下さい。
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平成18年12月25日(月) 「やっぱり強かった」 |
ディープインパクトの最後のレース、有馬記念を見ました。
いわゆる「飛ぶ」走りで、相変わらずの圧勝で有終の美を飾りました。
まだまだ走れそうで、これで見納めと思うと非常に残念ですが、
これ程の競走馬に出会えた喜びに感謝です。
次はディープを超える子に出会えることを期待しています。
有馬記念の馬券は少しだけ買いましたが、1着2着4着は買っていたものの、
3着の馬が買えていなくて、残念ながらハズレでした。
ディープの単勝100円買ったのは当たりなのですが、
換金しても120円ですし、もともと記念馬券なのでそのままにします。
一緒に行った私の友人は見事に3連単的中、
10万円弱の馬券を手にして、最高の結果でよかったです。
M-1グランプリも見ましたが、V2のかかったフットボールアワー、
悲願の初優勝を狙った笑い飯や麒麟、他の組も面白くて、
さすが笑かしてくれるわ、と感心していました。
初めてアマチュアで決勝に残った変ホ長調も、シュールなネタで笑わせてもらいました。
意外な点数の低さに、島田紳助さんがそのネタはボーク的な解説をされて、
確かにプロは手を出せないネタで一理あるとは思ったのですが、
野球のボークは反則でも笑いのボークはOKでは、と思ったりもしました。
笑いに関して素人なので、プロの深い考えが理解できていないのでしょうが・・・
しかし、素人ながらも審査通りにチュートリアルが完勝だったと思いました。
面白さがダントツで、腹の底から笑わせていただきました。
独特な基本形を決めた上で、ネタの中身を変えた二本の漫才で勢いに乗り切って、
去年のブラックマヨネーズと同じような展開だったように思います。
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平成18年12月19日(火) 「初めての電子申告」 |
表題の通り、本日初めて当事務所で電子申告をしました。
国、地方それぞれに電子申告の制度があるのですが、
今回行ったのは国のほうで、通称e-Taxと呼ばれているものです。
数年前の国の電子申告システム導入時に、
税理士会からの呼びかけで電子証明書だけは取得していたものの、
ICカードリーダライタを購入しないと電子署名ができず、
電子申告の制度自体を利用できないと聞き、
ETCみたいで嫌だなと思って、あまり興味はありませんでした。
国は平成22年度までに全手続の50%以上のオンライン利用率を目標としていて、
いずれは電子申告をしないといけないと漠然と考えていたのですが、
ある顧問先の方が電子申告をされるとのことで、
少しでもお力になれればと思い、準備をした次第です。
現状では、顧問先と税理士双方の電子署名が必要である為、
(税理士を通さず、ご自身で電子申告することは可能です。)
なかなか電子申告の普及が進んでいない状況にあります。
今回のように、ご自身から態勢を整えられる方には推奨できますが、
現時点で、顧問先の方々に時間と経費をかけて態勢を整えて下さい、
と言えるほどのメリットを私自身が感じていないのも事実です。
しかし、いずれは税理士の電子署名だけで、
顧問先の方々の電子申告ができるかもしれませんので、
その際には少しでも活用していきたいと思っております。
追記
平成19年度税制改正大綱で、電子申告絡みでメリットのありそうな主な項目として、
1.税理士のみの電子署名で依頼者の電子申告が可能となる。
2.所得税の確定申告を電子申告で行った場合、一度だけ5千円の税額控除が受けられる。
との発表がされました。
詳細につきましては、分かり次第ご報告いたします。
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平成18年12月10日(日) 「結果発表」 |
先日、平成18年度税理士試験の結果が発表されました。
国税庁の発表によりますと、受験者数が54,203人、五科目合格者が1,126人、
一部科目合格者が8,726人、合格率は18.2%でした。
私の受験していた頃(最終受験年が平成10年)は、
もう少し合格率が低かったような気もするのですが、
喉もと過ぎれば・・・ではありませんが、
忘れてしまっているだけなのでしょう。
今の受験生の方々の名誉の為に言いますと、
試験のレベルは私の受験時よりも数段上がっているそうです。
私が税理士受験時に講師をされていて大変御世話になった方が、
今年五科目合格を果たされたという話を聞きました。
ほぼ毎年、受験時に知り合った方々数人で年末に飲み会をしているのですが、
昨年に続いて今年も仲間内で合格者が出て、非常に嬉しく思います。
受験生一人ひとりにそれぞれのいろんな思いがあるでしょう。
常々言い続けていますが、資格試験の結果は受かるか諦めるかであり、
落ちたとしても、諦めなければいつかは受かると思っています。
また、今は受験から遠ざかっているとしても、
思いがあれば諦めてはいない、ということで間違いないと思います。
今年良い結果を出された受験生の方はおめでとうございました。
そうでない方は、捲土重来を期して頑張って下さい。
結果が出れば全てが報われると思います。
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平成18年12月 2日(土) 「欧米か!」 |
今年も残すところ、あと一ヶ月となり、徳島もだいぶ寒くなってきました。
皆様におかれましては、風邪などひかぬよう十分ご注意下さい。
昨日、政府税調が平成19年度税制改正の答申を明らかにしました。
現時点で話題の中心となっていると思われるのは、以下の3点です。
1.法人税率の引き下げ
2.減価償却制度の見直し(残存価額の廃止、耐用年数の短縮)
3.上場株式の優遇税率の見直し(税率を10%から20%へ)
1と2につきましては、欧米諸国との比較において不利であることから、
他国と同じ水準にすることで、日本の企業に競争力をつけてもらうのが狙いのようです。
国内情勢だけで税制を決定する時代ではありませんので、
法人税率引き下げ、減価償却制度見直しについては賛成です。
3につきましては、元証券会社に勤務していた身としては、
証券業界や投資家の方々に言い辛い部分はありますが、
個人的には賛成です。
租税の原則として「公平、中立、簡素」がありますが、
預貯金や他の金融商品については、大部分が20%の税率であるのに対し、
上場株の売却や配当についてのみ10%の税率というのは公平ではなく、
実態以上に株価を吊り上げる為の税率と思っておりましたので、
この機会に他の金融商品と同じく20%にすればよいと思います。
ただし、一気に20%にするのではなく、数年かけて段階を踏むなり、
株の売却損について、ある程度他の所得との損益通算を認めるなり、
駆け込みでの売却を防ぐ一定の施策は必要だと思います。
しかし、あまり大きく報道されていないようですが、
納税者不利となりそうな案が幾つかあったのも事実です。
全てがすぐに実現可能とは思えませんが、要約すると以下の通りです。
外形標準課税の対象法人の範囲拡大
事業税における医療関係の優遇措置の廃止
年金からの住民税の天引き制度導入
住民税の増税
環境税の導入
これらについては、今後の議論を注意深く見守っていきたいと思います。
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平成18年11月26日(日) 「徳島ヴォルティス今季最終戦」 |
今日は徳島ヴォルティスの今季最終戦でした。
仕事をしながらテレビで見ていましたが、結果は0−5で完敗、
今シーズンの不調を象徴する試合内容だったように思います。
正直、後半はほとんど試合は見ずに、松木安太郎さんの解説に耳を傾けていました。
こういう熱い思いを持った人が徳島の監督になってくれれば、と思いながら聞いていました。
ところで、今日のJ2の結果で横浜FCが初のJ1昇格を決めました。
横浜FCの選手、関係者、サポーターの皆様におかれましては、
この上なく嬉しいことと思います。おめでとうございます。
実は横浜FCは昨季、徳島より順位が下でした。
それでも守備の意識の徹底、経験あるベテランの獲得などにより、
一気にJ2優勝、J1昇格を果たしたわけですから、
徳島にも学ぶべきところがある筈です。
落ちる所まで落ちましたから、
来季はどん底からの飛躍を願うばかりです。
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平成18年11月 8日(水) 「危機管理」 |
昨日あたりから徳島も急に冷え込みが増してきて、
冬に向けてのカウントダウンが始まった感があります。
昨夜仕事の帰りに、両手をポケットに入れて寒そうにしている若い方を見かけました。
両手をポケットに入れるスタイルは特に若い方に多いようですが、あまりよくないそうです。
理由としては、つまずいてしまったときに怪我をする可能性が高いこともあり、
心理学的には危機管理の意識に乏しいということになるらしいです。
特に危機管理の意識が必要とされる職業である政治家は、
ほとんどがポケットに入れる手は片方の手のみだそうです。
私が両手をポケットに入れている政治家を見たことがあるのは一人だけで、
その一人とは、当時の日本の総理大臣をされていた方でした。
その姿をテレビで見たとき、この人が日本のトップで大丈夫かと心配していたら、
案の定、暴言連発などで1年で退陣に追い込まれ、内心ほっとしたものでした。
ちょっとしたことで大怪我にならないよう、意識を高く持っておきたいと思う次第です。
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平成18年11月 1日(水) 「年末調整」 |
先日徳島税務署に問い合わせたところ、徳島税務署管内の事業所については、
11月1日付で年末調整の資料が送付されるとのことでした。
皆様のもとにもそろそろ年末調整の書類が届くことと思います。
顧問先の事業所様にはもう少し詳しい内容で本日お送りしておりますが、
その中で、一般的に年末調整の書類として手渡される、
以下の2種類の書類の記載例を掲載いたしました。
国税庁HPの記載例を元として、若干修正を加えて作成しております。
しばらくの間うまく掲載できず、数時間後になんとか掲載できたものの、
細かい部分の画面が見づらくて、申し訳ありません。
もしご入用の方がいらっしゃいましたら、
PDFファイルでお送りいたしますので、メールにて御連絡下さい。
若しくは、ご質問等でもお気軽にメールにて御連絡下さい。
1.平成19年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

2.平成18年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書

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平成18年10月24日(火) 「創業塾」 |
昨日、以前ブログで掲載した徳島商工会議所主催の創業塾の講師をさせていただきました。
20日に公認会計士の太田達也先生の会社法のセミナーを高松で受け、
太田先生が決して易しくない内容をゆっくり分かりやすく説明され、
しかも、重要な部分は繰り返しお話されていたのに感心し、
それを心がけて講師をさせていただいたつもりです。
久々で緊張してしまい、受講生の方々にも緊張がバレてるなと思いましたが、
受講生の方々が皆さん意識が高くて、講演途中にもたくさんのご質問をいただき、
それにお答えさせていただいたことで、適度な緊張に変わり、
なんとか役目を果たせたのではないかと思っております。
起業の際の手続は非常に複雑で、一人で行うにはたくさんの知識と時間が必要です。
もし、ご不明な事がありましたら、私でお力になれることがあると思います。
基本的に相談は無料ですので、メールにてお気軽にご相談下さい。
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平成18年10月22日(日) 「記録更新」 |
昨年に引き続き、徳島吉野川センチュリーランに出場しました。
私が出場しましたのは、徳島脇町間の往復の90キロ弱を、
自転車で5時間以内に完走するというコースでした。
昨年切れなかった4時間以内を目標として、
10月はほぼ毎日、平均1時間くらい自転車で走りこんでいました。
スタートしてムキになって、スピードを上げてしまい、
走り出して10分で既に息が上がってしまいましたが、
スピードの速い人をペースメーカー兼風除けとさせて頂いたおかげで、
結果は3時間45分で完走、昨年より約20分記録を短縮できました。
主催者側で参加していた私の同級生からは冗談交じりに、
来年は160キロ(徳島池田間の往復)のコースを薦められました。
160キロの出場者の足の筋肉を見てみると、私はまだまだだと思いつつ、
おだてに乗って、いずれ出場したいという思いも少しあります。
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平成18年10月13日(金) 「何景気?」 |
今日の日経新聞の3面に大きく掲載されていましたが、
現在の景気拡大が戦後最長のいざなぎ景気と並びました。
その一番の要因は円安による輸出の拡大が最大の要因であり、
今までの設備投資、個人消費の伸びによる景気とは様相を異にしています。
設備投資については、循環型社会へと向かう流れの中、
以前ほどの規模での伸びは期待できないかもしれません。
しかし、政府が税制面での減価償却の見直しを検討しているので、
それによって企業が設備投資をしやすくなる環境にはなれば、
もう少し伸びてくる可能性はあろうかと思います。
個人消費については、株価の動向にも左右されてくると思いますが、
株式を譲渡した利益に対する税率を、20%へ上げるかどうかが議論されています。
現行の10%へ下げたことは、確かに現在の株価回復の一因と思います。
貯蓄を投資へ向かわせたい、という国の思惑が見えてきますが、
今の個人向け国債と同じく、ちょっとえげつないと思ってしまいます。
この景気を「格差景気」と表現した方がいらっしゃって、なるほどと思ってしまいました。
徳島に限らないと思いますが、確かに経済指標はよい数字なのですが、
中小企業や個人レベルではまだまだ景気回復の実感がないのが正直な所でしょう。
そういう意味では、現時点では「バーチャル景気」なのかもしれません。
昨日、北海道日本ハムファイターズがパリーグ優勝を果たしました。
北海道拓殖銀行の倒産以来、北海道の景気の回復は遅れていると言われていましたが、
優勝によって盛り上がれば、別の地域の住民ながら大変嬉しく思います。
現時点では東京圏、名古屋圏の景気が先行しているようですが、
他の地域にも真の景気回復の流れが波及してくれればと思っています。
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平成18年10月8日(日) 「4−1」 |
本日、久々に徳島ヴォルティスの試合を観戦してきました。
天皇杯3回戦、宮崎産業経営大学との一戦でした。
結果は表題の通りで、失礼ながら格下の大学生相手にきっちりと勝利しました。
細かいところでのミスが多く、結構際どいシュートを打たれて、
試合内容は決して手放しで誉められるものではありませんでした。
とは言え、一試合4点も取ったのはJリーグに上がってからほとんどないと思いますし、
最後まで守りに入ることなく攻める姿勢を貫いたのは素晴らしかったと思います。
何よりリーグ戦でずっと遠ざかっていた勝利という結果が出たのが嬉しかったです。
次の対戦相手はまだ決まっていませんが、多分J1のチームと対戦するでしょう。
どのチームでも現状では徳島より格上ということになりますが、
是非ジャイアントキリング(大物食い)を果たして旋風を起こして欲しいと思います。
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平成18年10月6日(金) 「三位一体と地震」 |
先日、税務通信で住民税の改正についての内容を読みました。
主要国税ほど仕事で関わる機会が多くないとは言え、
全く知らないでは済まないので、一通り目を通してみました。
全てを挙げることはできませんが、税率変更と地震対策について掲載いたします。
来年から三位一体改革の流れで国から地方へ約3兆円の税源移譲がされますが、
それに伴い住民税と所得税の税率の構造が変更されました。
住民税は10%の一律課税、所得税の超過累進税率は緩やかになっていて、
合計では極力変動がないよう配慮がされているようです。
所得税よりも各種所得控除の枠が少ない住民税の税率が10%に上がるということは、
扶養控除などをたくさん受ける程、負担額が変わってくるのではないでしょうか?
所得税で10%以下の税率が適用される場合は若干の負担増、
所得税で20%以上の税率が適用される場合は若干の負担減、
という気がします。
シミュレーションしたわけではないので断言はできませんが・・・
また、損害保険料控除を原則廃止するのに変わり、
地震保険料控除が創設されることが決定しています。
(所得税は平成19年から、住民税は平成20年から)
要件を満たせば所得税で最高5万円、住民税で最高2万5千円の所得控除が受けられ、
従来の損害保険料控除より額が大きくなっていて、
生命保険料控除に近い規模の所得控除となります。
地震保険料控除とは別に、一定の期間内に住宅の耐震改修工事をした場合に、
要件を満たせば所得税の税額控除や固定資産税の減免を受けられます。
所得税は確定申告、固定資産税は改修後3ヶ月以内の申告で適用を受けられます。
固定資産税は忘れそうなので、申告漏れのないよう注意が必要だと思います。
地震への対応にこれだけの特典があるということは、
ちゃんと備えておかないと、いつどこで地震があるか分からないよ、
被害受けても国は責任取れないよ、という警告の意味があるのかもしれませんね。
参考文献
「週刊税務通信」 平成18年10月2日号
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平成18年10月2日(月) 「凱旋門賞」 |
前回ブログで掲載いたしましたが、
創業塾の講師をさせていただくのに合わせ、
法人開業・個人開業のページをリニューアルいたしました。
ご参考にしていただければ幸いです。
ディープインパクト(以下「ディープ」)は3着で非常に残念でした。
眠気に打ち勝ってテレビを見ましたが、
歴史的瞬間に遭遇することはできませんでした。
しかし、ディープは競走馬の中では小さな体で、
しかも今までで最も重い負担重量でよく頑張ったと思います。
ディープに先着した馬は若い馬と牝馬(メス馬)で、
ともにディープより負担重量が軽くて有利でしたし、
前評判で3強と言われた馬の中では最先着でしたので、
胸を張って日本に帰ってきて欲しいと思います。
できれば早めに種牡馬としてディープの血を次代に繋げて欲しい気もしますが、
状況が許すのであれば、来年リベンジを果たして欲しいです。
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平成18年9月25日(月) 「創業塾」 |
今日、国税庁から既に年末調整の書類が準備できた旨のメールがきました。
気候的にはもうすぐ秋本番といった所ですが、
このメールで早くも冬を感じてしまいました。
商売人も真っ青の季節先取りといった感もありますが、
早い時期で準備していただけるのはいいことですね。
さて、この10月に徳島商工会議所主催の創業塾に、
「起業に必要な法務・税務・労務の知識」というテーマで
昨年に引き続き講師をさせていただくこととなりました。
昨年と同じテーマなのですが、今年の5月に制定された会社法が絡み、
特に会社設立の部分では大幅に内容を変更することとなりそうです。
創業前後や将来の創業を考えられていらっしゃる方が対象となっているようですので、
もし、ご参加の方がいらっしゃいましたら、宜しくお願い致します。
参加されない方でも、もしご相談等ありましたら何なりと御連絡下さい。
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平成18年9月18日(月) 「ナポレオン・ヒル」 |
最近読んだ本の中にナポレオン・ヒルという人の関連の本があります。
ナポレオン・ヒルとは、鉄鋼王と呼ばれたカーネギーからの要請で、
成功の法則を初めて体系化したことで知られる人です。
前々から友人に薦められていて、気になって探していたのですが、
FPの試験の一週間ほど前にようやく見つけて、買っていました。
斉藤一人さんや中谷彰宏さん関連の本はそれぞれ数冊くらいは読んでいるのですが、
ナポレオン・ヒルの言う成功へ向けての根本的考え方はよく似ていますね。
斉藤一人さんの本でよく「この本は100回読んでください。」などと書かれていますが、
このナポレオン・ヒルの本もおおげさでも何でもなく、
それくらい繰り返し読む価値のあるものだと思います。
成功に向けての方法論が分かりやすく書かれていますので、
あらゆる方にお薦めできる本だと思います。
ここにその本の全てを載せることはできませんが、
キーメッセージとされている部分を掲載しておきます。
「人が熱意を持って考え、できると明確に信じたことはすべて実現できる」
参考文献
「思考は現実化する」
発行所 きこ書房
監修者 田中孝顕 氏
編者 ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部
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平成18年9月10日(日) 「2級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験」 |
正式名はこう言うそうですが、本日この試験を受けてきました。
学科試験(午前)・実技試験(午後)の2つの試験がありますが、
自己採点の結果、学科試験が60問中54問正解、
実技試験が40問中40問全問正解でした。
どちらも6割以上の正解率で合格となるので、
間違いなく合格しているものと思います。
学科試験(午前)は結構難しいなという印象でした。
見直して選択肢を変えたのが3問あったのですが、
その3問とも間違えてしまったのがちょっと残念でした。
それでも結構曖昧な問題で正解できていたし、
手応えとしては8割ちょっとかなと思っていたので、
ぎりぎり目標の9割を確保出来たのでよかったです。
実技試験(午後)は一通り解いた時点で、
もしかしたら満点取れるかもと思い、
寝不足による眠気も吹っ飛んで、
最後まで集中できました。
こちらも見直して答えを変えたのが3問あったのですが、
明らかにケアレスミスなどだったので、3問とも正解でした
最後に直したのはキャッシュフローの問題でしたが、
直し終わったのが終了10秒くらい前でした。
9割以上の手応えはあったのですが、
本当に満点が取れているとは思わず、
自己採点を終えて少し興奮してしまいました。
FPは税理士、社労士と重複している学習箇所が多いのですが、
よい復習ができ、弱い部分を補強できたと思いますし、
保険や不動産、金融など苦手な分野の知識も増やせたので、
お金を出して、時間をかけて勉強してよかったと思っています。
この資格は社会に出ているかなりの人に役立つ資格だと思いますので、
もし機会がありましたら、受験されることをお薦めします。
私自身は2級で終えて1級を受ける気はもともとなかったのですが、
少しだけ受験してみようかという気持ちが出てきつつあります。
しかし、2級と違って1級は徳島では通学できる講座がないようなので、
独学か通信教育かの選択肢しかなさそうです。
2級よりは1級がいいと思う自分もいつつ、そこまでしなくてもという気もあり、
FPよりも本業の勉強をもっとしないといけないという気持ちもあるので、
受験する可能性がゼロではないのですが、現時点では微妙です。
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平成18年9月4日(月) 「厚生年金保険料アップ」 |
徳島は9月には入って、まだ暑さは残るものの朝晩は涼しくなってきて、
夜は虫の音色がよく聞こえて、秋の到来を実感しております。
さて、当事務所は開業して6年目になりまして、
それに伴い、独自の事務所通信のようなものを顧問先の皆様にお送りしております。
事務所通信といっても、出来合いのものではなく、
ワードで作ってプリントアウトしただけの簡単なものでありますが、
意外と反応をいただいており、驚きつつもほっとしております。
4回目である今回は厚生年金保険料率のアップをテーマにしました。
社会保険事務所からは当然通知があるのは承知の上で、
結構読まずに捨ててしまっていらっしゃる方も多いのではないかと思い、
簡単な説明文と保険料額表をプリントアウトしたシンプルなものを、
顧問先の皆様のうち、社会保険の適用事業所となっている会社のみにお送りしております。
平成16年の年金制度改正で厚生年金保険料が毎年0.354%ずつ上がっていて、
平成17年から平成28年の間は、毎年9月に上がることが既に決まっています。
ちなみに平成18年9月からは14.642%となります。
お給料から差し引かれるのはこの半分の7.321%となり、
平成18年8月以前分より0.177%アップします。
事業所が社会保険料を納める期限が、翌月末日までとなっていますので、
実際にアップした保険料がお給料から差し引かれるのは10月分からとなります。
以前掲載しましたが、国民年金保険料も毎年上がることが決まっています。
2005年度の国民年金保険料の徴収不能額が1兆円を超えたという記事を目にしましたが、
大半の人たちが着実に上昇する保険料と減り続ける受給額に不満を持ちつつも、
真面目にコツコツと払っていると思います。
払っている人たちが払っていない人たちよりもメリットがあると強く感じられるよう、
小手先ではないしっかりとした対策を立ててもらいたいと思います。
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平成18年8月27日(日) 「社会保険労務士試験」 |
今日、本年度の社会保険労務士試験があったようです。
合格してから4年経ちますが、書き込みなどを見るに相変わらずな試験のようです。
何が相変わらずかと言うと、未だに重箱の隅にもないような問題が出題されているようです。
受験生を落とす試験であるのは十分過ぎるほど分かっているのですが、
何もそのような誰も見たことのない問題で落とさなくてもよいのではないでしょうか。
常々、科目ごとの足切りラインを下げるかなくすかして、
合計点の合格ラインを上げればよいのではないかと思っています。
あまり試験制度について現役の社労士側から批判めいたものが聞こえてこないようですが、
合格した人間だからこそ、試験制度の見直しを訴えなければいけないと思っています。
実際、私が社労士試験一年目(平成13年)にそういう問題で1点足らずに不合格となりました。
そして次の年に、受験雑誌でその試験で合格した方々の合格体験記をよく拝見しましたが、
二人くらいは納得の熱い合格体験記を書かれていましたが、ほとんどの方々については、
「こんな低レベルな合格体験記を書いてくれるな!」と非常に悔しい思いをしました。
決して負け惜しみではなく、明らかに私の方が上だと感じたからです。
しかし、結果が全ての資格試験ですので、次の年は絶対合格しようと思いました。
そして、このような屈辱的な思いを受験生にさせずに、熱い思いを伝えたいと思って、
二年目の試験が終わった当日の夜に合格体験記を作り始め、
(試験当日の自己採点で合格点を取れていたのは分かっていたのですが、
マークミスなどがあったらどうしようと当日まではハラハラしていました。)
11月の合格発表が出た当日に、受験雑誌の会社に合格体験記を送りました。
翌年に無事掲載されることとなったのですが、
受験生の方々の感想を聞いていないので、
合格体験記としてよかったのかどうかは今でも謎です。
そうは言っても、苦情、批判などにはお答えすることはできませんが・・・
ところで、今日はFPの模擬試験がありました。
学科試験(4択)と実技試験(4択と計算、穴埋め問題など)があり、
それぞれの試験で6割以上の点数で合格なのですが、
学科試験で約9割、実技試験で約8割と両方とも合格ラインはクリアしていました。
税理士と社労士を持っているので、そこから点を稼げる問題は多いのですが、
自分としては実技試験がまだ不安なので、そこに重点を置きつつ、
あと2週間で総まとめの勉強をして、絶対に合格したいです。
欲張りかもしれませんが、できれば両方とも9割は取りたいと思っています。
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平成18年8月22日(火) 「高校野球」 |
ニュースなどでも未だ高校野球の話題で盛り上がっているようです。
私の中学時代に池田高校が夏春連覇をしたのが物凄いインパクトとして残っていて、
正直、池田高校が出場しないと自分の中でいまいち盛り上がらない部分があります。
(もちろん、わが母校が出場してくれれば非常に嬉しいのですが・・・)
しかし、今回は久々に自分の中でも非常に注目していました。
今回の決勝再試合の日は偶然車で仕事に行っていたので、
その帰りに途中から試合終了まで車中でラジオを聞くことができました。
鳴門工業が決勝進出したときもラジオを聞いた記憶はありますが、
徳島勢以外としては平成10年のいわゆる松坂世代が活躍したとき以来です。
決勝戦で引き分けとなった時点で、両校優勝でいいやん!両校ともよくやったやん!
と思っていましたが、再試合も球史に残る熱戦で、両校の球児達に感動しました。
個人的にどちらが優勝して欲しいということはなかったのですが、
早稲田実業の校歌以外の応援歌は基本的に早稲田大学と同じだったので、
早慶戦で聞いたのを思い出して少し懐かしくなっていました。
ソフトバンクの王監督の件もあり、世間的には早稲田実業寄りだったかもしれませんね。
とにかく、両校の球児達には有難う、お疲れ様と言いたいです。
両校のエース二人は実力的には間違いなくプロに行くでしょうから、
しばらくの間ゆっくり休んで、またプロでの二人の対戦も見てみたいですね。
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平成18年8月16日(水) 「阿波踊り」 |
今年も徳島市の四日間の阿波踊りが終了しました。
今年は桟敷席で阿波踊りを見物しました。
若い頃はあまり思わなかったのですが、
歳を重ねるごとに阿波踊りを生で見られる幸せを実感するようになりました。
連によっては数日間連続で踊っていて、疲れもあると思いますが、
全くそんなことは感じさせず、見ている私たちを楽しませてくれました。
踊り子の皆さんが楽しそうに踊っているのがこちらに伝わってきました。
みんな本当に阿波踊りが好きなんだろうなと心から思いました。
今年はS席という一番良い席を確保して見たのですが、
それぞれの連の踊りが一番盛り上がるのは終了間際のようですね。
S席というのは演舞場の中央に当たるわけですが、
来年は出口付近の席を確保しようかと思っています。
と言いつつも、やはり踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん。
ということで、来年こそ踊ってみたいという気持ちは毎年出てきます。
連に入って本格的に練習するほどではないので、
県外客っぽくにわか連で軽く踊りたいなという程度ではありますが。
終戦記念日を迎え、小泉総理の靖国参拝で波紋が広がっているようですが、
阿波踊りをゆっくり見られる平和な世の中がこれからも続くよう願ってやみません。
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平成18年8月9日(水) 「夏風邪」 |
ブログご無沙汰しておりました。
お恥ずかしい限りでありますが、この月曜日から夏風邪をひいてしまいました。
結構仕事がたまっていることもあり、完全オフにできないのが辛いところです。
もちろん仕事を進めないといけないのもありますが、
今日から一足早く鳴門で始まった阿波踊りを見るのも楽しみなので、
一日でも早く風邪を治したいと思っています。
余談ですが、実は今年の私は細木和子さんの六星占術で言うところの種子という年で、
昨年までの悪い時期とされる、いわゆる大殺界を抜け出しています。
まさかそれで風邪をひかなくなったのではないかと少しだけ思っておりましたが、
全くそんなことはなく、普通に風邪をひいてしまいました。
昨年までの大殺界の三年間でそれ程悪いことはなかったですし、
今年大殺界を明けたからといって特に良いことが起こっているわけでもない。
ご本人も仰っているようですが、所詮は占いであり、確率論といったところでしょうか。
柔道の谷亮子選手は金メダル無理と言われてきっちり獲りましたし。
ただ、物事の見方などで、さすがだなと思うことは多々あります。
先日、京セラドーム大阪でオリックス対日本ハム戦を観戦してきました。
清原選手と新庄選手を一度に見られるラストチャンスと思って行きました。
試合自体は凡戦に近い内容でしたが、清原選手の存在感に釘付けになっていました。
指名打者というポジションであまり姿を見せることができないからか、
試合前や選手紹介時など、できるだけファンの前に姿を見せようと、
グラウンド上によく出てきてくれて、清原選手なりのファンサービスかなと思いました。
自分の立場を十分理解して、出来ることを精一杯頑張ることの大事さを教えられた気がしました。
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平成18年7月27日(木) 「経歴詐称?」 |
前回のブログで、私は税理士試験を3年で合格したと掲載いたしました。
確かに、税理士試験の受験勉強をしていたのは、
大栄での税理士の講義を受けていた3年間で間違いないのですが、
実は、私の税理士試験の受験回数は4回あります。
日商簿記2級の試験を平成7年6月に受験した後、
9月の税理士講座の開講まで日があった為、
日商簿記1級の講義をつなぎで受講していたのですが、
(日商簿記1級は受験していません。いずれ受けてみたいという希望はありますが・・・)
既に税理士試験の受験資格があったので、
雰囲気に慣れる為に受けておいたほうがよいと言われ、
本格的に勉強する前に一度税理士試験の簿記論だけ受験していました。
日商簿記2級を満点で合格していたとは言え、
簿記論の勉強を全然していなかった為、全く歯が立ちませんでした。
次の年に向けての雰囲気に慣れる為の受験だったはずでしたが、
次の年に初めて本気で受けたときに全く生かされることはなく、
物凄く緊張してしまい、一問解くまでは頭の中がほぼ真っ白だった記憶があります。
従いまして、厳密な私の税理士試験の受験歴を言いますと、
平成 7年 簿記論 不合格
平成 8年 簿記論・財務諸表論 合格 相続税法 不合格
平成 9年 相続税法・消費税法 合格
平成10年 法人税法 合格
となります。
自分の記憶の中にその平成7年時の受験が完全に飛んでしまっていましたが、
最近、税理士試験を受験されていらっしゃる数人の方からHPを見たとメールをいただき、
私の受験時代の事を考えたときに、そのことを思い出しました。
経歴詐称をしているような気がしたのと、
万が一、後でそこを突っ込まれたときに言い訳がましくなるのが嫌だったので、
先にカミングアウトしておきました。
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平成18年7月19日(水) 「税理士試験」 |
今年も、あと二週間ほどで税理士試験が始まります。
先日、税理士試験を受験されている方とお話しする機会があり、
いろんなお話を聞かせていただき、また私なりの助言もさせていただきました。
私の場合は3年間という短期間で合格することができたのですが、
私よりずっと優秀なたくさんの方々が長期間勉強されているのを見ると、
自分は非常に運がよかったと今でも実感しております。
受験した5科目のうち、1年目の相続税のみ不合格だったのですが、
他の科目で不合格があったら果たして順調に進んでいたか、
不合格を跳ね返す精神力があっただろうか、と思うこともあります。
合格した科目については、そう思わなかったのですが、
唯一不合格だったときの相続税については、
試験問題を見た瞬間に「これはダメだ!」と諦めてしましました。
その後、できるだけの事をしたつもりでしたが、案の定不合格でした。
自分の強い思いがあれば、絶対に諦めなんていう心境にはならないと思っていましたが、
力が及ばないとそういう心境になるのかと、いい経験をさせてもらいました。
実力的に見ると、受験した5科目のうち余裕を持って受かったのは、
今から思えば簿記論だけではなかったかなと思っております。
法人税は直前の模擬試験でAからDまでの判定でD判定でしたし、
他の3科目もボーダーラインぎりぎりの成績でした。
特に法人税のときは、8月上旬の暑い中、クーラーのない部屋で、
しかも試験開始が正午ということで、汗が解答用紙にしたたり落ちるし最悪の状況でした。
それまでの受験経験から、冷えピタをおでこと後頭部に貼っていたことで、
他の人よりは少しでもよいコンディションだったかもしれません。
もちろん、見た目として格好良くはありませんが、
合格という目標の前に、そんなことは関係ありませんでした。
そこまでしたにもかかわらず、理論では解答用紙の書く欄を間違えたり、
計算では圧縮記帳と減価償却の問題が全く分からずその部分を白紙にしたりしてました。
悪条件の中、諦めずに頑張ったからこそ受かったのかもしれないなと今でも思っていますし、
クーラーの効いた快適な部屋であれば、果たしてどうだっただろうと思います。
本番までの準備段階で頑張れたこと、実力不足でも合格にこぎつけたことは、
合格したい、という思いが他の合格ラインの受験生より強かったからだと思っています。
証券会社を退職してから一時期無職となっていたのですが、
絶対どん底から這い上がってやると強い思いで頑張っていました。
私の受験時代を知る人からは、学校にいるときは目が完全にイッていたとか、
目つきが怖いとかよく言われていましたが、多分強い思いがそうさせていたのだと思います。
また、1年目の受験時にはとりあえず何事もなく試験当日までこぎつけることができたことで、
受験会場の香川大学が見えたときに感極まってしまった程でした。
とは言え、やはり5科目合格が決まったときが一番嬉しかったです。
その頃は派遣社員としてある会計事務所に勤めていたのですが、
大栄の税理士担当の先生から電話をいただき合格を知った瞬間、
「やった!」と思わず大声を上げてしましました。
事務所の皆さんも私が合格発表待ちだったのをご存知だったみたいで、
皆さんで祝福していただいたのは、一生忘れることはないくらい嬉しかったです。
そして、その後少ししてから一気にこみ上げるものを抑えることができず、
トイレに駆け込んで10分ほど泣きに泣きまくっていました。
やっとどん底から普通のスタートラインに立てると、
今までの努力は無駄ではなかったと・・・
人それぞれの喜びの形はあると思いますが、
受験されている方にとって、合格という結果ほど嬉しいものないでしょう。
税理士試験を勉強し始めてから10年以上経過しておりますが、
まだまだ、語りつくせぬ事はたくさんあります。
しかし、とりあえず私のことはこの辺にしておいて、
今直前期で頑張っていらっしゃる方々にはベストの状態で、
一年間の成果を1科目につき2時間という試験時間に、
持っているすべての力をぶつけて欲しいと思っております。
そして、試験が終わったら、頑張った分思いっきり楽しい夏を満喫して下さい。
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平成18年7月3日(月) 「別表14(1)」 |
以前のブログでも軽く紹介させていただいたのですが、
平成18年度の法人税の税制改正におきまして、
「株主がほとんどトップ一族のみの会社で、
ある程度以上利益が出ている年度については、
役員の給与に適用されている給与所得控除という、
給与の経費に当たる部分の金額を会社の利益に上乗せして、
これからはその分だけ余分に税金を払って下さい。」
という法律が成立しております。
消費税引き上げや定率減税廃止など、
生活に直結する弱者ターゲットの法律については、
強い調子で報道しやすく、国民の支持も得やすいのでしょうが、
この法律はある程度以上儲かっている会社が対象という事で、
マスコミとしても取り上げにくかったのではないでしょうか。
消費税率を上げることが是であるとは思っておりませんが、
国民感情からなかなか消費税率を上げられないことにより、
大義名分を得やすいところから税金を取っていこうという意図が感じ取れます。
勝ち組が勝ちすぎる、負け組が負けすぎる今の世の中がベストとは思いませんが、
この法律は儲かっている同族会社の社長(厳密に言えばその会社)が、
スケープゴートとして増税のターゲットにされた感があります。
とは言え既にこの法律は成立しておりますので、
早く対応策を取りたいのですが、まだ細かな通達が出ていないようですので、
はっきりとした手が打てない状況が続いています。
会社によってこの法律を適用されてしまうのかどうかはほぼ分かっている状況ですし、
ようやくこの法律の様式である別表14(1)等も国税庁のHPで公表されたので、
さほど遠くない時期に通達も出てくるものと思いますが・・・
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平成18年6月25日(日) 「オシム監督」 |
サッカーW杯、日本は結局予選敗退となってしまいました。
対ブラジル戦、1点を先制したときはもしやの夢を見させてもらいましたが、
ブラジル相手に2点を取るという奇跡を起こす力は今の日本にはなかったという事でしょう。
トルシエ前監督のがんじがらめのサッカーよりは、
ジーコ監督のブラジル的な自由なサッカーは見ていて面白かったのですが、
結局日本はブラジルではなかったという事、
日本には日本に合った戦い方をすべきと多くの方が感じたことでしょう。
ブラジル流よりはヨーロッパ流が日本が目指すべきサッカーに近いのではないかと。
日本のW杯が終わって、早くも次期監督候補の名前が出てきました。
オシム現ジェフユナイテッド市原・千葉監督です。
川淵キャプテンが口をすべらせてしまった形になりましたが、
ひょっとしたら、今回の敗戦が余程悔しくて忘れたかったのか、
若しくは、次の大会目指して頑張っていこうという意志の強さがそうさせたのかもしれません。
そんなにサッカーに詳しくない私でも、オシム監督の名前は知っていて、
以前「オシムの言葉」という本を買おうかどうか迷ったこともあった程でした。
いい機会だからと、昨日大阪からの仕事帰りに購入し、バスの中で一気に読みました。
これから以下の文面は、その本などからの一夜漬けの知識ですので、
サッカーに詳しい方からのつっこみもあるかと思いますが、素人につきお許し下さい。
オシム監督は旧ユーゴスラビアのサラエボ出身で、
旧ユーゴスラビア崩壊へ向かう難しい状況の中、
ユーゴスラビアの代表監督として指揮を執り、
日本でも活躍したピクシーことストイコビッチ選手などを擁して、
W杯イタリア大会においてベスト8入りを果たした実績を持っています。
また、数学教授の誘いも受けたくらいの頭脳の持ち主でもあり、
奥様の数学の家庭教師もされていたそうです。
また内戦によって家族と長期間に渡って離れ離れになるなど、
戦後日本に生まれた私には想像を絶する苦労を重ねてきた方のようです。
Jリーグのジェフ千葉の監督となったのは平成15年でしたが、
Jリーグチームの中でも予算が非常に少なく、
万年降格争いの常連だったチームに、
昨年のナビスコカップで初タイトルをもたらし、
リーグ戦でも優勝争いの常連に育て上げました。
Jリーグのみならず世界においても十分通用する実績を持ち、
今の日本代表の監督をするのに最適の人物ではないかと思います。
今回の日本代表についてのコメントの中でも、
サッカーにおいてはバランスをとるための水を運ぶ役割の選手が必要で、
今回のジーコジャパンでは福西選手しかいないという、
ユーモアを交えながら、今回の日本の結果を予測するコメントをされていました。
また、旧ユーゴスラビアのクロアチアについての印象を求められたとき、
その前のオーストラリアを飛ばさないで欲しい、非常にいいチームだからと、
これまた今から思えばオーストラリアの躍進を予測していたコメントを出していました。
(「J' s GOAL」より)
今回早く名前が出てしまい、これでオシム監督受けてくれないかもしれないと思っていましたが、
「オシム監督語録」があるくらい、非常にウィット、ユーモアに富んだ方なので、
これで監督就任が流れることはないだろうと少し安心しました。
あと、私がその本を読んでいた上で、キーワードとなる言葉を挙げると、
諦めない強い精神力、走るサッカー、世代交代が上手、
スター選手を特別視しないのでビッグクラブ向けの監督ではない、
リスクを冒して大胆な手を打ち攻める。
といった所でしょうか。
こう見ると、結構ジーコと正反対の面があるように思います。
私が感じたこれらのキーワードは、彼こそが今の日本に足りないものを
補ってくれるのではないかと、期待せずにはいられません。
とにかく、オシム監督にはスピーディーな日本流サッカーの確立を、
そして何より4年後のW杯ベスト8以上の成果を期待しております。
参考文献
「オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える」
著者 木村元彦氏
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平成18年6月19日(月) 「ラッキー」 |
昨日の日本対クロアチア戦、またも非常に残念な結果に終わりました。
しかし、引き分けに終わり、まだ可能性は残っているということで、
本当に野球のWBCの展開と似た状況になってきましたね。
とは言え、川口選手のPKを止めたシーンを筆頭にスーパーセーブを連発し、
特に前半は中田選手らが果敢にミドルシュートを打って点を取る意識を見せ、
後半も途中出場の稲本選手が攻守にいい働きをしていて、
(テレビで紹介されましたが、「強力わかもと」ならぬ「強力いなもと」の横断幕は笑えました。)
ジーコ監督らしからぬ積極采配からも、強い気持ちを感じ取ることができました。
中田選手や川口選手など、試合直後のインタビューで勝てる試合を落としたと言ってました。
確かに決定機は幾度かありましたが、素人の意見を承知で言わせてもらうと、
クロアチアの方がもっと決定機があったように思いましたし、
日本は負け試合を引き分けに持っていったという印象がありました。
この試合を通して、負けておかしくないのに負けない気がして、
凄くついているなと思って見ていました。
このラッキーが最後まで続いてくれたらいいなと思っていたら、
勝てはしなかったものの、最後までラッキーは続いていたと思っています。
今日は引き分けでしたが、この運の強さをブラジル戦に持っていけば、
世界中をあっと驚かせる結果を出す可能性も十分あると思っています。
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平成18年6月13日(火) 「日本流」 |
昨日のW杯日豪戦、しっかり見ていましたが、
川口選手のスーパーセーブの後、少し席を外して戻ったら、
いきなり同点ゴールを決められていて、その後立て続けにゴールを決められ、
まさかの3失点、逆転負けで非常に残念でした。
負けた試合のダイジェストなんか見ても面白くないので、
今日のサッカー関連の報道はほとんど見ていないのですが、
特に後半、決定機をことごとく外し、仕方なく1点を守りにいった事で、
オーストラリアに付け入る隙を与えてしまったのではないでしょうか。
ヒディング監督の超積極的な采配が残り10分で見事にハマったのを見ると、
日韓共催時の韓国の再現のような、まさにヒディングマジックでした。
結果論と言われるかもしれませんが、二人目の小野選手投入の際は、
小野選手ではなく大黒選手を投入して、攻めの意識を残しているのを、
そして、2点目を取りに行く意思を相手に見せる必要があったように思いました。
イングランドやアルゼンチン、オランダといった優勝候補が、
リードしてから積極的な守備で1点差勝ちをもぎ取ったのにたいし、
昨日の日本の後半の消極的な守りを見て、
やはりまだ日本は世界のレベルとは差があるのかと思いました。
また、発想が飛躍しているかもしれませんが、日本人の国民性として、
守りに入るのは苦手なのではないかと、ふと思いました。
例えば古来中国では、敵に攻められても籠城をすることによって、
敵を撃退することが多かったようです。
国土が広い為、守りに入ることでも十分相手に対応することが可能ですし、
逃げの手を打ったとしても、逃げる場所はいくらでもあるので、
逃げ切れる可能性が高く、そこから再起を図ることも多々あったようです。
漢を興した劉邦はその典型と言ってもよいのではないでしょうか。
ロシア(旧ソ連)にしても、ナポレオン、ヒトラーの二人の侵略に対して、
広い国土の中へおびき寄せ、冬将軍を味方につけて見事撃退したという歴史があります。
一方、日本は国土が狭い為、歴史上逃げて守って天下を取ったというケースがなく、
(源頼朝はそうかもしれませんが、木曽義仲、源義経の攻めによる所が大きいと思います。)
戦国時代でも特に城攻めの名手である豊臣秀吉が出てきてからは、
籠城して勝った、というケースはほとんど皆無に等しい状態でした。
サッカーに限らず、ゲームの終盤で勝っている状況でも、完全に守りに入るのではなく、
多少でも攻めの意識を残しておく方が、結果的に日本に合った守り方になるような気がします。
これで、予選の残り2試合とも勝たないことには、
決勝トーナメントに残る可能性はほぼない状況になりましたから、
日本にとって今まで確実なフォーメーションと言われていた3−5−2から、
攻め重視の4−4−2のフォーメーションに変えてくるかもしれません。
ともかく、選手の皆さんには勝ちたいという意志を強く持って、結果を出していただきたいです。
私は野球のWBCの時のように、崖っぷちからの奇跡を信じて応援するのみです。
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平成18年6月1日(木) 「国民年金の不正免除」 |
国民年金の不正免除の問題がここ数日、全国に広がりを見せていますが、
個人的にも非常に注目しております。
社会保険労務士としての立場からというのももちろんありますが、
実は私のところにもハガキが届いていました。
国民年金の免除期間の追納勧奨の旨のハガキが。
平成8年から平成9年にかけての数ヶ月間が免除期間になっているとのことでした。
この期間は確かに税理士の受験勉強をしていた期間で、
仕事をしていないか若しくはアルバイトの少しの収入しかなかった頃で、
以前のブログにも掲載しましたが、国民年金の保険料を支払っていませんでした。
以前から数回届けられていたのですが、免除申請したようなしていないような、
市役所で国民年金の何らかの手続きをしたような気もしないではないのですが、
なにせ十年近く前のことですから、記憶が定かではなかったので無視していました。
しかし、今回の一連の不正問題で無視しつづけるわけにはいかないなと、
そういえば、通知を受け始めた期間は村瀬社保庁長官になってからだったなと、
もし私のケースも不正免除であれば、本来より余分に年金をいただくことになってしまう(※)と、
そういう思いを持ち、管轄の社会保険事務所に連絡しました。
※ 未納期間であれば、その期間についての年金は全くもらえませんが、
免除期間であれば、通常の年金額の3分の1の年金をもらえることになります。
すると、担当の方からは、
「平成8年時に年金番号が二重になっていたのを一つにまとめている処理をされているので、
この時に何らかの手続きをされたと推測されます、今回の不正免除とは関係ないと思われます。」
との回答をいただきました。
担当の方はお時間を掛けていただき、丁寧な対応をしていただきました。
資料を保存する年限はせいぜい1年か2年らしく、
社会保険事務所にも市役所にも元となる資料は残っていないとのこと。
会社の帳簿類などの、税務上7年の保存義務から比べると非常に短く感じましたが、
膨大な量になると思うので、これは致し方ないのかもしれません。
結局、資料が残っていないので絶対とは言い切れませんが、
担当の方の対応からも多分シロであるだろうとの印象を受けました。
FPを勉強していると、年金は老後の生活に非常に大きなウェートを占める、
重要な収入源となってくるのがよく分かります。
これからの年金制度について、確かに不安な面はありますが、
その年金制度を支えるのは、私たち国民全体であるということ。
本当に支払う余裕のない人は免除してもらったり、猶予してもらうのは仕方がないとして、
余裕のある人は滞納することなく支払っていくべきではないかと思います。
その為には、社会保険庁の信頼回復を図っていただくことが絶対条件でしょう。
そうでなければ、再三言われている歳入庁の議論も現実味を帯びてくると思います。
そうなると、税理士と社会保険労務士の資格を持っている私としては、
どのような形になるのか、非常に興味と不安を持つことになると思いますが、
自分のできる仕事、させていただける仕事を精一杯やるだけだと思っております。
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平成18年5月16日(火) 「W杯日本代表」 |
昨日、ついにサッカーワールドカップ日本代表が発表されました。
久保選手の落選、巻選手の逆転での代表入り以外はほぼ順当な結果でした。
満身創痍で、ベストコンディションではない状態であるとは言え、
日本人離れしたフィジカルから繰り出す数々のプレイ、
ジーコ監督となって以来、最も多いゴール数という実績を持っていた、
久保選手を外さざるを得なかったジーコ監督の心境は、
「泣いて馬謖を斬る」という所ではなかったのでしょうか?
W杯日本代表の決定時には毎回、意外な選手が落選していますが、
夢の舞台が目前で消えてしまう心境はいかばかりのものでしょうか?
久保選手の年齢的には、次のW杯を狙うには少し厳しいかもしれませんが、
フィジカルコンディションを整えて、気持ちが切れることがなければ、
今回の中村選手や高原選手のように無念を晴らすこともできるのではないでしょうか。
客観的に見ても、ほぼ可能性はないとは思っていたのですが、
個人的には鈴木隆行選手を選出して欲しいなと密かに思っておりました。
前回、日韓共催のW杯でのベルギー戦のゴールは未だに強く印象に残ってます。
ベルギーに先に点を取られて重い雰囲気の中、
最後まで諦めずにボールを追っていき、屈強な相手DFに当たり負けせず、
そして、泥臭くゴールを決め、その後の熱いおたけび。
たくさんのチームを渡り歩き、一時期はJ2のチームにも所属していて、
それまでの努力が実って代表入りという苦労の人という事で、注目していたのですが、
一発レッドカードで退場となった代表戦での試合を見て、
なんて危なっかしい選手だろうと、この選手使って大丈夫かな?
と思っていましたが、あのゴールを見て非常に感動を覚えました。
ちょうどその年、社会保険労務士試験の受験勉強中で、
前の年に1点足りずに不合格となり、どれだけ頑張っても合格できないかも、
と不安な気持ちを持ちつつ勉強していたのですが、
何度となく鈴木選手のゴールをイメージして、
自分の合格イメージと重ね合わせていました。
とにかく、スマートな形でなくても、不器用な形でも、
結果を出すんだという強い気持ちを持ち続けていました。
そのおかげもあって、その年は無事に結果を出すことができました。
実は、鈴木選手はFWの割にはあまり点を取らないタイプの選手らしいです。
前線での献身的な守備、他の選手を生かすポストプレイが持ち味の選手で、
凄そうな見た目とは違って、あまり「俺が俺が!」という選手ではないそうです。
日韓共催W杯後に対戦国だったベルギーのチームに移籍したときの記者会見で、
「今シーズン何得点されていますか?」
との記者の問いに、
「W杯での1点だけです。」
と答え、記者たちを唖然とさせた、という話が記憶に残っています。
要はチームが勝つ為の自分の役割ができればよいわけで、
点を取ることだけが自分の仕事ではない、
という信念があったのかもしれません。
日本のFWの決定力不足が叫ばれて久しい中、
中村俊輔選手を始めとするFKの名手はたくさんいます。
そうなると、鈴木選手が前で泥臭く守備をして、
チームがボールを取った後に鈴木選手にボールを預けて、
相手ゴールに近い位置で相手からファールをもらう、
そしてFKで点を取る、という戦術も面白かったのではないかなと思います。
今回のドイツ大会では、柳沢選手辺りがこの役割を担うことになるのでしょうか?
ともあれ、私たちの業界的には、有難いことに5月が最も忙しい時期で、
6月は多少仕事が落ち着きますので、体調管理に注意して5月を乗り切り、
6月にはプライベートはW杯モードでいきたいと思います。
また、W杯関連のネタを掲載することもあろうかと思いますので、
今日の所はこの辺で。
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平成18年5月7日(日) 「広島」 |
今日でゴールデンウィークが終わります。
今年はあまり休日らしい遊びをほとんどしませんでしたが、
唯一、友人と日帰りで広島に行ってきました。
目的は広島市民球場で広島対中日戦を見ることと、
広島風お好み焼きを食べることでした。
5月5日で混雑も予想されていたので、無事に着くかどうか不安でしたが、
懸念したほどの渋滞もなく、ほぼ予定していた時刻には広島に到着しました。
球場はかなりの混雑で、唯一空いていた三塁側に入場しようとしましたが、
超満員でチケット売り場は長蛇の列となり、入場できるかどうか不安でした。
結局一時間くらいかかってなんとか入場でき、既に2回表の攻撃が始まってました。
1回に広島が4点取ったのを見られなくて残念でしたが、
入場して早々、中日のウッズ選手のホームランが見られましたし、
その後は中日が逆転して、再度広島が逆転する面白い展開で、
広島ファンのライトスタンドの応援も物凄い盛り上がりを見せていました。
ちょうどライトスタンドを真正面に見られる席から見た、
あの熱の入った応援には背筋が寒くなるくらいの感動を覚えました。
試合後中日の選手が乗り込むバスの近くで待機していたら、
落合監督を始め、コーチや選手がほぼ全員間近に見られて、
これもまたよかったです。
テレビでスポーツ観戦するのももちろんよいのですが、
生で観戦すると伝わってくる迫力が全然違いますね。
広島市民球場には3年連続で足を運んでいるのですが、
近年ドームなどで高い位置からの観戦となる球場が多い中、
この球場はスタンドの位置が低くて、グランドとの距離感がすごく近く、
個人的に非常に好きな球場です。
食事は昼と夕方の二食とも、お好み村で広島風お好み焼きを食べました
私は広島風も関西風も両方、甲乙付けがたいくらい好きなのですが、
徳島にあるお好み焼きはほとんど関西風なので、広島風はなかなか食べる機会がなく、
広島を訪れるたびに広島風のお好み焼きを楽しみにして食べています。
いつも作っているところをじっくり観察しているのですが、
広島風のお好み焼きはなかなかうまく作れないですね。
関西風は生地に空気を含ませるために、
押し潰さない方がよいと聞いたのですが、
広島風は水分を飛ばすのか、それとも中身を蒸らすのか、
非常に強く押し潰して作っていたように見えました。
広島風お好み焼きの材料セットなるものを購入したので、
近日中に作って成功させてみたいと思っております。
帰りは多少車が多かったものの、ちょっと遅いくらいの速度では流れていたので、
ストレスを感じることもなく、無事に徳島に到着しました。
今日はFPの講義で、既に休日気分ではないのですが、
疲れもほぼ取れて、よい気分転換もできましたので、
明日からまた気合を入れて、仕事に取り組んでいこうと思います。
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平成18年5月1日(月) 「今日から会社法施行」 |
今日から会社法が施行されました。
法律施行初日ということで、法務局で会社設立の登記をされる方が、
普段より多いという報道も目にしました。
会社法制が今までとは大きく変わっているのですが
その中の大きなポイントの一つが、会社の設立手続きが簡単になったということです。
今までも要件を満たした人であれば資本金1円でも会社を設立できていたのですが、
今後は基本的に誰でも資本金1円で会社が設立できるようになりました。
その他にも類似商号調査の廃止、払込金の保管証明が不要になるなど、
より会社を作りやすくしようという意図がこの会社法から読み取れます。
一般的に会社を設立するのは、起業する時点が一番多いのですが、
個人事業から途中で会社組織にするケースも結構あります。(「法人成り」といいます)
そういう既にご商売を始められている方々にとっても、
会社法の恩恵を受けられるチャンスがあります。
そのような途中で会社組織にする場合の一番のメリットとしては、
法人にすることによって節税の効果が大きいということです。
しかし、本年度の税制改正である節税を規制する法律が出来ました。
法人税法の改正ですが、簡単に言ってしまうと、
「株主がほとんどトップ一族のみの会社で、
ある程度以上利益が出ている年度については、
役員の給与に適用されている給与所得控除という、
給与の経費に当たる部分の金額を会社の利益に上乗せして、
これからはその分だけ余分に税金を払って下さい。」
というような法律です。
給与所得控除は法人成りをする際の大きなメリットの一つだったのですが、
儲けがある程度以上の会社は、このメリットが使えないケースが出てきます。
会社を作りやすくしようという施策がある一方で、
税金逃れでは会社を作らせないよという施策もある。
この矛盾した両方の法律がほぼ同じタイミングで出てきました。
会社法はかなり以前から法律として形になっていましたので、
税務当局が節税目的の会社設立が増えると予測して、
租税収入の確保を目的として、後追いで税法を作ったのでしょう。
確かに、節税目的で会社設立するのはどうかという気もしないではないですが、
これによって会社設立のハードルが高くなってはしまわないかと少し心配しております。
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私はあまり衝動買いをするタイプではないのですが、
開業してからは、読んでみたい!という本を見つけると、
意識して衝動的に買ってしまうようにしています。
確かに買ったはいいものの、ほとんど読んでいない本もありますが、
買わないことには読まないし、書店で立ち読みで済ましてしまうのも、
その本を書いた人に失礼だなという思いもあって、できるだけ買うようにしています。
今も新しい本は買っていますが、読んでいない本が結構たまっている事に気づきました。
そこで、以前に買っていてしばらく読んでいなかった本を読んでいるのですが、
「ドラッカーの遺書」という本があと少しで読み終えるところで中断していたので、
昨日ようやく残りを読み終えました。
ドラッカーは社労士試験の労務管理の問題にその名前が出てくるほどの人物で、
まさかそのような人の書籍が新しく出版されているとは思わなかったので、
出版されて間もない頃に購入していました。
恥ずかしながらほとんど内容を覚えていないのですが、
これからは中国、インドが台頭してくるであろうといった内容は頭に残っています。
特に、インドについては英語力、IT力、そしてローコストな労働力が強みだそうです。
英語力はイギリスの植民地となっていた頃に培われたものでしょうし、
IT力はゼロの概念を生み出した地域というのが源泉になっているかもしれません。
そのような優秀な人材がローコストで雇える、という事になると、
企業の中国への進出の流れがインドへシフトするのもそう遠くないかもしれませんね。
ドラッカーの発言からインドについてもっと知りたいと思い、
インドについて書かれている本を買いましたが、
その本も結局4分の1くらいしか読んでいない状態でした。
これからちょっとずつでも読んでいこうと思います。
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平成18年4月15日(土) 「漸進」 |
民主党の小沢一郎代表が就任してから、少し時間が経ちました。
代表選の時の公約以来、政策面でのコメントがあまりないようで、
これからどのような方向性を打ち出すのか、注目されています。
メール問題でうんざりするほど後ろ向きの議論が続いていたので、
これからようやく政治の場で前向きな議論がなされると期待しております。
代表当選後の小沢代表の行動で一つ注目することがありました。
前執行部を「当面の間」、全員留任させたことです。
小沢氏が代表を務めていた自由党が民主党に合流して二年半経過したとはいえ、
未だに小沢アレルギーと言われる拒否反応が民主党内部にあるようで、
執行部に自分の息のかかった人を入れないのは勇気のいることだと思いますが、
小沢アレルギーを悪化させない為には一番よい方法だったと思います。
この件で思い出したのが、故仰木彬前オリックスバファローズ監督でした。
仰木マジックと呼ばれた程の手腕で、一時代を気づいた稀代の指導者でしたが、
1988年の近鉄バファローズと1994年のオリックスブルーウェーブでの監督就任時、
それぞれの監督就任初年度で自分が連れて来たコーチは一人だけで、
後は全員球団の用意したコーチを粛々と受け入れたそうです。
自分が監督になったからと言ってコーチを一気に変えてしまうと、
ひょっとしたら選手達が強権的な監督に反発していたのかもしれません。
その辺を考えた上での深謀遠慮だったのかもしれませんが、
近鉄時代、オリックス時代ともにそのような状況の中で一年目に結果を出し、
自分の発言力を大きくしてから、チームを自分の色に染めていったそうです。
小沢代表が故仰木監督のことを知っているかどうかは分かりません。
しかし、二人とも職業は違えど、その道では日本有数のやり手ですから、
同じ方向をたどっていく可能性は十分あるのではないでしょうか。
それでいくと、初めのうちは前執行部のままで党内の反発を招かないようにして、
小泉首相を始めとする自民党との対決第一弾となる衆議院千葉7区の補選で結果を出し、
その後も政策論争などで結果を出すことによって自身の発言力を増し、
徐々に小沢代表色の強い民主党執行部を作り上げていく、という事になるでしょうか。
私は特に支持する政党があるわけではないので、
小沢代表に限らず、日本のすべての政治家の方々に、
日本をより良い方向へ導いてくれることを一番願っておりますが、
小沢代表がどのような党運営をしていくかも注目していきたいと思います。
参考文献 ”仰木彬「夢実現」の方程式” 著者 永谷脩氏
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平成18年4月11日(火) 「国民年金」 |
今日、たまたま徳島地方裁判所の前を車で通ったのですが、
昨日からの強い雨風で桜が全て散ってしまっているのではと思っていたら、
少しずつ葉桜へと変わっていく兆しはあるものの、
まだ多くの桜の花びらが残っていて、少し得した気分になりました。
今年の桜はこれで見納めかなと思いつつ、来年はお花見に行きたいなぁと思いました。
さて、本題に入りますが、先日(と言っても結構前)に国民年金の通知がきました。
私が社労士試験を受験していた頃は一ヶ月の保険料が13,300円だったのですが、
昨年から毎年280円ずつ保険料が上がっているので、
今年の4月以降は一ヶ月当たり13,860円の保険料となっています。
もちろん、自分の為でもありますし、今まで頑張ってこられてきた先輩方の為にも、
そして社会保険労務士という立場もあるので、近日中に納めます。
と偉そうなことを言ってますが、実は私も国民年金の未納期間があります。
税理士試験を受験していた頃、収入のない時期があったので、その期間はそうでした。
社労士試験の一年目に国民年金の科目だけ足切りとなり、不合格となったのですが、
まさか未納期間があったから落とされたのでは、とブログを書きながら一瞬思ってしまいました。
(もちろんそれはないと思います。)
私は開業してからは、それまでの厚生年金から国民年金に変わっているのですが、
開業初年度を除いて、一年分をまとめて前納しております。
まとめて払ったほうがちょっとお安くなるので、少しお得感があります。
今年で言うと、一カ月毎に払うよりもトータルの保険料が2,950円安くなります。
これを口座振替にすると、今年で言うと3,490円安くなり、
金融機関の窓口で一年分まとめて支払うよりさらに500円安くなります。
国側からすれば、口座振替の方が保険料を確保できる可能性が圧倒的に高いので、
多くの人にそうしてほしいという思惑は分かりますが、
個人的にはその思惑通りになるのはちょっと・・・という思いもあり、
口座振替しなくてもちゃんと払うつもりなので、私は今のところ口座振替にはしていません。
ちょっとひねた一国民かもしれませんが、
自分の年金がどれくらい減るか、などという損得勘定は抜きにして、
これからも保険料を愚直に払い続けていこうと思っております。
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平成18年4月2日(日) 「有難い」 |
確定申告が終わり、今のところ少し落ち着いた状況となっております。
年度変わりの時期で、仕事のお電話をいただく件数も減っており、
ある程度仕事に余裕があるためか、いろいろと考えるところもあります。
私は平成13年6月に独立開業しまして、それからもうすぐ5年になります。
この5年弱の間、いろんなことがあったように思いますが、
思い返してみるとあっという間に時間が経過したように思えます。
自分が税理士受験を決意した時に思い描いていた通りに税理士として開業してみて、
人に使われるより今の独立した状況の方が自分には向いていると実感し、
非常にラッキーで幸せだなとほとんどの部分で思っております。
とは言え、自分の本意ではない事(決して法令違反ではありません)
をしないといけない時もほんの少しはありまして、
こんなことするために開業したのではない、と思ったこともあります。
また、顧問先数が全く増えない時期は非常に気落ちして、
このままの状況でやっていけるのだろうか、と本気で悩んだこともあります。
しかし、これは信じていただけないかもしれませんが、
落ち込んだり悩んだりしてどん底の心理状態に何度か入った事がありましたが、
何故かそういうときに不思議と新しい仕事の話が入ったり、
顧問先が増えたりする話が舞い込みまして、つい先日もそういう事が起こりました。
自分なりに営業とはいえないまでも、少ないながらもその種を巻いているつもりですが、
自分では見えざる力が働いて、最悪の状況にはなっていない気がします。
宗教めいた話かもしれませんが、何らかのご加護を受けているような気がします。
税理士という国家資格がある為、他の商売人の方より楽をしている部分はあるでしょうし、
現時点で従業員を雇っていないので、経営者の苦労を分かりきれていないという事もあり、
まだまだ現状では満足のいかない状況ではありますが、
無事で健康に仕事ができているのは、非常に有難い事だと思っています。
私ごときの若輩者が偉そうなことを言ってしまっておりますが、
自分自身への叱咤激励を込めて、今回のブログを掲載させていただきました。
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平成18年3月25日(土) 「体調管理」 |
徳島ではそろそろ桜の開花宣言が出そうで、
ようやく春がやってきた感じがしてきました。
今年の冬は徳島でも3月という遅い時期も含め、
数回雪が降ったりして非常に寒い日が多かったように思います。
昨年、数回風邪をひいてしまっていたので、
今年の確定申告の時期は今まで以上に体調管理に気をつけてみたところ、
なんとか一度も風邪をひいたり、体調を崩したりといったこともなく、
無事に確定申告を乗り切ることが出来ました。
気をつけたといっても、
1.外出先から帰ってきたときには、きちんとうがいと手洗いをする。
2.今までの経験上、首を冷やして風邪をひくことが多かったので、
仕事以外のときはタートルネックの服を一枚余分に着ておく。
3.できるだけバランスに気を遣って、栄養を十分採る。
と言ったくらいのことでした。
おかげで、体調は無事だったのですが、あまり運動をすることができず、
それでいて禁煙が続いていることもあり、今まで以上に栄養はきっちり採っていたので、
少し体重が増えてきたようで、お腹回りが少しヤバくなってきました。
切羽詰まった仕事は当分ないので、自転車を走らせてダイエットに励もうと思っています。
欲を言えば、睡眠時間をきっちりと確保したかったのですが、
なかなか仕事が一段落しないと落ち着かないこともあり、
どうしても寝つくのが遅くなってしまう傾向にありました。
これからは、健康を維持できるだけの睡眠時間を確保するべく、
今まで以上に時間の有効利用を意識しようと思います。
またスポーツの話になってしまいますが、
WBCは、日本が世界一という最高の形で幕を閉じました。
世界一になって既に数日経過していますが、
映像で何度見ても嬉しくなってしまいます。
チャンネルを変えて、何度でも映像を見てしまっています。
こんなにいろんな人と野球の話題で盛り上がることができたのは、
今までになかったのではないでしょうか。
やはり日本人として、日本代表という響きには格別のものがあるのでしょう。
ちなみに、有名となったあの誤審をした審判は昨年までマイナーの審判でしたが、
今年からメジャーの審判として昇格するという噂を聞きました。
真偽の程は定かではありませんが、メジャーの審判のレベルを疑ってしまいます。
それだけチーム数が多いから仕方のないことかもしれませんが・・・
今日、パリーグの開幕戦でしたが、WBCの余韻が残っていることもあり、
どの球場とも超満員で、今まで以上にすごい盛り上がりを見せていたと思います。
私も、パリーグの開幕戦をテレビで初めから見たのは初めてでした。
しかし、今日は午後2時から徳島ヴォルティスがヴィッセル神戸との試合で、
その間はサッカーの試合をテレビで見ていました。
鳴門海峡と明石海峡という二つの海峡を挟んだ神戸と徳島という位置関係から、
海峡ダービーとして注目を集めていたのですが、3対0で見事に徳島が勝利を収めてくれました。
かなり攻め込まれていた場面もありましたが、結局無失点に抑えられました。
開幕して2戦とも4失点をしていたのが嘘のようにディフェンスがしっかりしていましたし、
それほど多くはなかったチャンスを確実にものにして、最高の試合でした。
これだけいい試合を続けてくれると、J1昇格という目標がより現実味を増してくる筈です。
最下位だった順位も7位まで上がってきたので、さらなる飛躍を期待しております。
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平成18年3月19日(日) 「サッカー、FP、野球、競馬」 |
昨日、徳島ヴォルティス対横浜FCの試合に友人と観戦しに行きました。
私はキングカズを見たい、という気持ちが一番強かったのですが、
私の友人はサッカーにあまり興味を持っていないので、
長州小力さんがゲストとして来場されるとのことで、
サッカーよりそちらに興味を持って、一緒に行きました。
試合は残念ながら1対1と引き分けで、またも今季初勝利はお預けでしたが、
1点入ったときはかなりの盛り上がりを見せていましたし、
キングカズや長州小力さんの登場時にはたくさんのサポーターが近くまで見に行ったり、
カメラで撮ったりしていて、雨の中でも7千人近い観客数だったのもうなずけました。
私の友人もやはり生で観戦するのは盛り上がると興奮気味でした。
次回の観戦はいつになるか分かりませんが、次こそ生での初勝利を見たいものです。
今日は初めてのファイナンシャルプランナー(FP)の講義でした。
今回、30代のサラリーマンがマイホームを取得するとした場合の、
60歳までのライフプラン作成を勉強しました。
完全な将来予測は不可能なので、結構アバウトじゃないかと思っていましたが、
予想よりは結構細かい計算で、かなり難しかったように思いました。
保険や不動産の知識不足を解消することを第一目的としていたのですが、
FPの本質的な部分への興味も少し出てきたように思います。
特に私のような自営業の場合は、収入自体が不確定要素なのですが、
サラリーマンの方でも細かい将来予測が難しい時代になってきています。
収入面以外にも、税制や年金などの制度が頻繁に変わるという側面もありますし、
周りの環境が一気に変わってしまうという側面(リスク)もあり得るでしょう。
だからこそ、長期的な視点を持ちつつも定期的なプランの見直しが必要不可欠でしょうから、
FPの役割が今まで以上に重要となってくるのではないでしょうか。
今回のFPの講義で、気になるスポーツイベントを二つ見逃すこととなりました。
一つは、皆さんご存知の通りワールドベースボールクラシック(WBC)です。
日本が三度目の正直で韓国に勝利して、無事決勝に進みました。
今までの一点差の悔しい負けを払拭する、完勝だったようですが、
ずっと見ていた方はなかなか点が入らない展開に、もどかしかったかもしれないですね。
ここまでくれば、日本のみならず二度負けた韓国のためにも是非世界一になって欲しいです。
あと一つは、ディープインパクトの今年初戦のレースでした。
レースを見ていないので何とも言いようがないのですが、
タイム差を見た限りでは、完勝だったのではないでしょうか。
GTという一番大きなレースではなかったのですが、
それでも一週間前から徹夜組がいたようで、熱の入りようは昨年同様のようですね。
次は天皇賞の予定で、これも講義のため生では見られませんが、
見ているものをスカッとさせる圧勝劇を見せてくれるのではないでしょうか。
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平成18年3月17日(金) 「因果応報」 |
確定申告も無事終了し、ほっと一息ついております。
仕事やプライベートで15日以降にまわしていた予定が一気に入ってきて、
思ったほどは精神的にのんびりとは出来ていない状況が続いています。
とは言え、期限に迫られる要件は今のところないので、楽な状況ではあると思います。
今日ワールドベースボールクラシックで日本が準決勝進出を決めました。
日本対アメリカの試合でアメリカ寄りの誤審をした審判が、
今日のメキシコ対アメリカ戦で、またもアメリカ有利の誤審をしましたが、
逆にメキシコの闘志に火をつけたようで、下馬評を覆しての勝利となりました。
正直、日本の準決勝進出を諦めていたので、ラッキーと思いましたが、
それ以上に、悪い事をしたら必ずその報いを受けるものだ、という感想を強く持ちました。
準決勝の韓国戦は日曜日のお昼という事で、是非ともテレビ観戦したいのですが、
この日曜日からファイナンシャルプランナーを勉強するために、
税理士や社労士などの受験でお世話になった大栄の徳島校に通うため、
残念ながらリアルタイムで見ることができません。
韓国は何度でも勝ってやるという意気込みでくるでしょうが、
一度どん底を見た身の強さは、私自身の実体験として身にしみて分かっているので、
捲土重来を果たすべく韓国に二敗させられたお返しをして、決勝にも勝って、
第一回ワールドベースボールクラシック優勝を果たして欲しいと思います。
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平成18年3月7日(火) 「スポーツあれこれ」 |
ブログ更新をご無沙汰しておりました。
まだ確定申告の仕事が残っておりますが、
自分の申告も含めてなんとか完了が見えてきたような気がします。
トリノオリンピックはイナバウアーすら生で見ていないのですが、
カーリングはご飯時とか仕事しながらとか結構見てしまってました。
氷上のチェスと言われるだけあって、解説がないと成功かどうか分かりませんでした。
それだけ見た割には、投げた後なんと言っているのか分からずじまいだったのですが、
ダブルテイクアウトとかBプランとかそれなりに用語は覚えたようです。
徳島ではカーリングをする環境にないのですが、
ボーリング場とかにカーリングっぽい施設を作れないのかなと思います。
ワールドベースボールクラシックは台湾戦をある程度見ました。
有力選手が辞退するなど、第一回目ということでまだまだ足りない部分はありますが、
大好きな野球で国対抗の真剣勝負が見られるのは、嬉しい限りです。
野球に関しては、サッカーよりも日本が世界一になる可能性が高いと思うので、
是非、第一回大会世界一目指して頑張って欲しいと思います。
また、Jリーグが先週の土曜日に開幕しました。
徳島ヴォルティスは国立競技場というサッカーの聖地で開幕戦を行える幸運に恵まれましたが、
ラモス新監督効果か、東京ヴェルディ1969に1−4と負けてしまいました。
昨年はアウェイの開幕でもテレビ放送がありましたが、今回はテレビ放送がなく残念でした。
今度の土曜日はホーム開幕戦で地元のNHKで放送されるようなので、
確定申告の残りの仕事をしながらテレビで応援したいと思っております。
昨年は3試合を生で見て1分2敗だったので、今年は勝ち試合を生で絶対見たいです。
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平成18年2月19日(日) 「広告」 |
確定申告期間に入り、おかげさまで忙しくさせていただいております。
この時期がくると一気に忙しくなるので、ある種季節労働者のようです。
「わしゃ逆TUBEか?!」というつっこみを自分に入れつつ、
ダメな事だと分かっていても、どうしてもイライラしてしまうこともあるのですが、
仕事のあることを、そして自分を必要としてくれている方々がいることに感謝の念を持ちつつ、
縁あって依頼していただいた方々に喜んでもらえるような仕事をしていきたいと思っております。
今年については、昨年までの同じ時期よりも忙しさが増しており、
確定申告の仕事が全て終わるまではひょっとしたら休みが取れないかもしれません。
しかし、暇で辛い思いをすることを考えると、精神的には非常に充実しています。
さて、話は変わりますが、
今年に入って2件、事務所への広告の依頼をお受けしました。
1件目は、徳島ヴォルティスがJリーグ参戦2年目の開幕が間近となり、
地元の徳島新聞社に応援の広告を載せるというものです。
浪人時代、予備校の同じ寮にいた友人が徳島新聞の広告部にいるのですが、
徳島ヴォルティスの法人会員の中に私の事務所があるのを上司の前で見つけたらしく、
すかさず、「じゃぁ行って来い!」みたいな話になったそうです。
値段を聞いて思わず「高っ!」と言ってしまいましたが(ごめんなさい)、
せっかくの友人からの連絡で、しかも思い入れのある徳島ヴォルティス絡みですし、
出せない金額ではなかったので、いい話だと思って心の中で即決しました。
2月末か3月頭くらいの掲載だと思いますが、徳島新聞を見られる環境にある方は、
もし宜しければ新聞でうちの事務所を見つけてやってください。
2件目は、私の母校である城北高等学校で5年に一回、同窓会名簿が作られているのですが、
その名簿の後ろのページにある、企業広告にうちの事務所を載せることになりました。
徳島県外の業者から名簿掲載のお電話をいただき、初めは明らかに怪しいと思いました。
そのお電話を頂いた担当の方も、いろんな所で怪しいと思われているのか、
ちょっと申し訳なさそうな対応であるのを電話口から感じました。
本当にその業者が名簿作成をしているのか調べてから決めようと、
高校のHPを見てみると確かにその業者の名前があり、
高校へ電話で確認したら確かにその業者に依頼しているとの回答がありました。
上述の件とは正反対に慎重でしたが、間違いないという事で決めました。
私以外にも同窓会名簿に広告を載せたいという方は結構いらっしゃると思うのですが、
県外の業者から連絡がくると、普通は断ってしまいますよね。
実務上難しいかもしれませんが、学校が窓口となった方が
より多くの広告を受けやすいのではないかと思いました。
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成18年2月11日(土) 「東横イン」 |
最近、様々な不正に関するニュースが流れていますが、
そのうちの一つである東横インの不正改造問題も未だに頻繁に報道されています。
実は、私は平成15年の8月に大阪のある東横インに4泊した事があります。
その時は、社会保険労務士の講習が大阪であるために泊まりました。
大阪のことはほとんど知らないため、ネットでいくつかのホテルを比べたのですが、
私が決め手にしたのは、もちろん講習の会場から近かったこともありますが、
夕食がない代わりに宿泊料が安いこと、後はこちらの方が大きかったのですが、
私の学生時代、そして証券会社時代の合わせて約5年強の間、
ずっと東急東横線沿線に住んでいたこともあり、
「東横」という名前に親しみを覚えたことも大きなポイントになりました。
しかし、薄々は感じていましたが、東急電鉄グループや東急インとは全く関係ないそうです。
宿泊料が安い理由としては、おにぎりや味噌汁などの簡単な朝食を無料提供し、、
レストランなどの施設を置かない事によって夕食を提供しないという事もあるようです。
私自身は大阪での夜の食事は外で楽しみたいという気持ちがあったので、
夕食がないことが逆によかったと記憶しております。
また、社員のほとんどが女性であると報道されていますが、
私が泊まったところも社員がほとんど女性で、男性を見なかった気がしますし、
確かに決め細やかな対応をしていただいたような記憶があります。
次にどこかで宿泊する機会があれば、再度東横インに泊まろうかと思っていました。
他にも、立地条件のよさ、土地のオーナーに建物を建ててもらうというローリスク、
という事もあって急成長を遂げてきたのはなるほどとうなずけます。
あの社長の徹底したローコストという一面のみを捉えると、
すばらしい経営者であると感心する部分はありますが、ローコストへの意識が強すぎた余り、
法令順守、社会貢献という面への意識の欠如があったのは間違いないところであり、
ライブドアと同じく、いずれはこうなる運命にあったのかもしれません。
あまり宿泊キャンセルといった報道を聞かないのですが、
実際の所はどうなのでしょうか?私がそういう報道を見ていないだけでしょうか?
本来、トップがああいう事をしたら泊まるべきではないと思いますが、
もし、本当に宿泊キャンセルがあまりないようでしたら、
利用者側からすれば、やはり安くていいホテルには間違いなく、
現場の社員の方は悪くないから、という理由からかもしれませんね。
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平成18年2月4日(土) 「確定申告」 |
平成18年も既に一ヶ月が過ぎ、2月に入り、
そろそろ確定申告モードに突入してきました。
毎年それなりに税制改正があるのですが、
今回(平成17年分)の主な改正点について、
ごくごく簡単にご説明いたします。
1.65歳以上の方の公的年金等控除額の引き下げ
65歳以上の方はほとんどが何かしらの年金を受給されていると思いますが、
65歳以上の方の年金に対する税金(所得税)が、平成17年から上がってしまいます。
2.老年者控除の廃止
65歳以上の方で収入が一定額以下の方については、
今まで老年者控除という50万円の所得控除がありましたが、
平成17年から廃止となっています。
上記1.の改正(改悪?)と合わせて、
65歳以上の方への増税感はかなりのものになるのではないでしょうか。
ただし、この老年者控除の廃止によって、
主に65歳以上の女性については、
配偶者の方と死別されている場合に、
寡婦控除という27万円の所得控除が受けられる可能性があります。
今までは老年者控除を受けられる人については、
寡婦控除を受ける事ができなかったのですが、
老年者控除が廃止されたことにより、
寡婦控除の適用の可能性が新たに出てきたという訳です。
3.国民年金保険料控除証明書の確定申告書への添付
平成17年分より、確定申告書に国民年金保険料控除証明書を
添付しないといけないこととなりました。
(年末調整で既に適用を受けた方は除きます。)
国民年金保険料の未納率が深刻な事に加えて、
未納の方が確定申告で国民年金を支払っているとして、
社会保険料控除を使うケースもあるようで、
その両面から今回の改正となったようです。
国民年金保険料を支払った方については、
秋頃にこの控除証明書が届けられていると思います。
私の所には届いていないのではないかと思っていましたが、
事務所の領収書のファイルを調べるとちゃんと届いておりました。
4.青色申告特別控除額の改正
今までは、個人でご商売されている方の帳簿の記帳レベルによって、
3種類の控除額があったのですが、平成17年から2種類となりました。
控除額は以下の通りとなります。
記帳レベル |
平成16年 |
平成17年 |
下記よりも簡単な方法 |
10万円 |
10万円 |
簡易な簿記の方法 |
45万円 |
10万円 |
正規の簿記の方法 |
55万円 |
65万円 |
上記の表からもお分かりいただけるかと思いますが、
きちんと記帳している方には手厚く、中途半端な方には控除を少なくしています。
もともと簡易な簿記の方法の45万円の控除額が経過措置的なもので、
今回廃止されたようです。
5.消費税の免税点引き下げ
個人で商売をされている方で、2年前の売上金額が3千万円以下であれば、
消費税の納税義務がなかったのですが、平成17年以降については、
2年前の売上金額が1千万円以下であれば消費税の納税義務が発生します。
新たに消費税を納める方向けに税務署や公的機関などが周知を図っており、
私たち税理士もそのお手伝いをさせていただいております。
本当に数ある改正のうちのほんの少しをかいつまんでご説明いたしましたが、
これら以外にもたくさん改正があります。
実際の申告の際には慎重に、そして資料の漏れなどがないようにご注意下さい。
ご不明な点などありましたら、メールにてご質問下さい。
できるだけ迅速なご返事をいたします。
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平成18年1月26日(木) 「ライブドアと弥生」 |
知人の方のブログを拝見したところ、
ライブドアの決算書は明らかにおかしいと思う、
という旨のコメントがされていました。
また、ある税理士のブログに詳しく解説されているとの事で、
見てみると詳細な分析で、核心をずばりついているなと感心しました。
一部だけを分かりやすく言うと、会計処理の方法がコロコロ変わっていたり、
(ちゃんとした理由がない限り、同じ方法を継続させないといけません)
明らかに不自然な勘定科目が使われていたりなどといった具合です。
これ以外にもたくさん問題点を指摘されていました。
私もライブドアの決算書をざっと見てみたのですが、
ライブドア単体の決算内容については、特に財産の所有状況や負債の少なさ、
いわゆる貸借対照表(B/S)の数字が良すぎるくらい良いです。
楽天と比べてみても、ライブドア単体の数字の良さは際立っています。
これだけよいと、粉飾疑惑の報道前にこの決算書を見ていたとしても、
逆に「本当にこんなによいの?」と疑ってかかっていたと思います。
実際、少し中身を見てみると「怪しい」と思える部分は幾つかあります。
詳細については省きますが、よく言われているように、
決算期日間際にあわてて数字を変えた為に、
個々の数字の整合性が取れていないように思えます。
そんなライブドアで先日、新経営陣が発表されました。
新しくライブドアの社長になった方は、1年ちょっと前にライブドアに買収された、
弥生会計という会計ソフトなどで有名な弥生の社長をされています。
当事務所でも弥生会計を使用しているのですが、
使い勝手はもちろん、値段面も含めて大変重宝しているので、
一昨年に弥生がライブドアに買収された時は、
大丈夫かな?と心配したものでした。
案の定、多少性能や使い勝手の面で向上したものの、
年間更新料31,500円(税込)が42,000円に値上げをされ、
うまい値段設定と感心しつつも、腹立たしく思ったものでした。
ところで、以前M&A関連の書籍を読んだのですが、
M&Aでこのライブドアと弥生のケースは珍しいそうです。
ライブドアに限らないのですが、一般的にM&Aが発生すると、
親会社になった会社が吸収した会社に役員を派遣し、
吸収された会社の元の役員は短期間で辞めてしまうことが多いそうです。
しかし、弥生の場合は優れた技術力、販売力を持ち、
一方のライブドアは異業種である上にノウハウがなかったため、
役員の派遣や体制の変更などはなかったようです。
従って、大きな変化と言えば上述の値上げくらいで、
あとは買収前とほとんど同じだったようです。
今回、弥生がライブドアのピンチに立ち上がったような形になりましたが、
個人的にライブドアにはあまり興味はありませんが、
弥生に共倒れして欲しくないという気持ちで一杯です。
あとは、税理士としての立場として、税理士の資格を持たれている、
ライブドアナンバー2と言われていた宮内さんがどうしても気になってしまいます。
宮内さんは1995年に税理士登録をしたらしく、
私より税理士として先輩であったようです。
ただし、これからの捜査の状況にもよりますが、
かなり高い確率で税理士の資格が剥奪されるものと思われます。
せっかく努力して得た資格がなくなってしまう心境はどのようなものでしょうか。
個人的には全く想像したくありません。
私自身、この仕事を体力、気力のある限り続けたいと思っておりますので、
他人事と思わず、気を引き締めて日々の業務に取り組もうと思っております。
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平成18年1月21日(土) 「釜玉」 |
今日は大学入試センター試験初日ですが、昨年のブログでも掲載しましたが、
今年も東京などでは雪が降ったようですね。
全員の受験生が少なくとも天候によって出来に影響のないよう願っております。
ところで、話はがらっと変わってしまいますが、
先日、生まれて初めて讃岐うどんの食べ方の一つである釜玉を食べました。
釜玉とは器に入れた生卵に熱々に茹でた麺に絡めて、ねぎなどを入れたものです。
熱々の麺によって生卵がぞうすいに入れたときのように少し熱が加えられ、
語弊があるかもしれませんが、少しカルボナーラに似た感じになります。
個人的にはかけうどんにわかめやかき揚げなどのトッピングをのせて、
ねぎと鰹節、そしてゴマ多めでバランスを考えつつ食べるのが好きなのですが、
釜玉という食べ方もありだなと、よくこういう食べ方を考えたなと感心しました。
讃岐うどんのうどん自体がしっかりしているからこそおいしくいただけるのだと思います。
徳島にも近年、メニューに釜玉をおいてあるお店が多くなっているのですが、
なぜここにきて初めて釜玉を食べたかをこれからご説明いたします。
徳島県には徳島ヴォルティスというJリーグ2部に所属するサッカーチームがあります。
愛媛県には愛媛FCというサッカーチームがあり、今年からJリーグ2部に参入します。
四国のJリーグチームは現時点でこの2チームだけですが、
高知県では南国高知FCというチームが将来のJリーグ加盟を目指しています。
そして、香川県には高松FCというチームが同じくJリーグを目指していますが、
そのチームが今年から新チーム名で活動をしていくそうで、その新チーム名が、
「カマタマーレ讃岐」・・・
チーム名の由来は上述の「釜玉」にイタリア語で海を意味する「マーレ」
(湘南ベルマーレのマーレも同じです。)をミックスした名前だそうです。
釜玉とした所といい、香川でも高松でもなく敢えて讃岐とした所といい、
うどんを前面に押し出していこうという意図は十分感じられるのですが、
明らかに笑いを取りにいっているとしか思えないこのネーミングに、
コンサドーレ札幌(道産子を逆から呼んで、レを加えてチームっぽくしたネーミング)
を超えるまさにディープインパクトを覚えてしまいました。
チーム関係者、サポーターの皆さんはこのチーム名でいいの?
と思ってしまいました。
唖然としつつもツボに入ってしまったので、
これは一度釜玉を食べておこうと思い、
先日初めて食べてみた次第です。
前置きが長くなりまして申し訳ありませんでした。
高松は私が浪人していた頃などでお世話になった土地でもあるので、
カマタマーレ讃岐を徳島ヴォルティスの次に応援したいと思っています。
近い将来にJリーグに上がってきて、徳島から一番近いチームとして、
ダービーマッチで盛り上がって欲しいと思っております。
でも、渦潮(ヴォルティス)が釜玉に負ける所は見なくないなぁ・・・
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平成18年1月15日(日) 「禁煙のその後」 |
前回のブログで禁煙を始めたと掲載したのですが、
結論としましては、そのまま一週間以上禁煙は継続しております。
一週間くらいまでは結構吸いたいという気持ちが出てきたり、
タバコを吸っている夢をみてしまったりしていたのですが、
昨日、今日辺りはほとんど支障もなく、無事に禁煙できそうです。
これから確定申告という私たちの業界でも一番の忙しい時期に突入し、
お仕事をさせていただいて大変有難いことであるとは言え、
かなりストレスは溜まってしまいますので、
なんとか確定申告が終わった時期でも禁煙が続いているよう、
気力を切らさないよう努力していきたいと思います。
よく言われるように、禁煙をすると食が進むと言われるのですが、
確かに食べる量は喫煙時より明らかに増えています。
間食をするわけではないので、食べる量自体は余り気にせず、
自転車などで毎日運動することによって、
なんとか禁煙による体重増を避けたいと思っております。
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平成18年1月6日(金) 「禁煙」 |
昨日、仕事の話も含めて、同級生3人で飲んでいました。
私を含めた3人ともタバコを結構吸うのですが、
どういう話の流れか忘れましたが禁煙の話となり、
いつかは止めたいと思っていたので、
私だけがみんなの前で急に禁煙宣言をしてしまいました。
以前、2度禁煙をしたことがあるので、
(2度とも数年後にはタバコを吸っているので、
禁煙をしたと言えないかも知れませんが・・・)
禁断症状など、その辛さはよく分かっているのですが、
みんなの前で禁煙宣言をした手前、タバコを少し吸いたくなったら、
「自分に負けたらアカンよ!」とか、「意志が弱いと馬鹿にされてたまるか!」などと、
うまい具合に気持ちを持っていっています。
禁煙を始めたのが5日の午後10時頃だったので、
まだ一日くらいしか経過していないのですが、
以前だと禁煙後数日間は余りのタバコに火をつけて、
吸わずに香りだけを楽しむ、なんて事をしていたのですが、
今回は全くそんな事をする必要もなさそうで、
禁煙の本とか補助食品の類にも頼る必要がないので、
以前の禁煙よりは苦労せずに成功するでしょう。
人の性格によって禁煙の方法は様々あると思いますが、
私がみんなの前で禁煙すると言った今回の方法は、
自分の性格を考えると一番よい方法だったのかもしれません。
ここで禁煙を公表した以上、ますます後には引けなくなりました。
という事で、今回間違いなく禁煙に成功するものと確信しております。
また、経過については後日ここで掲載させていただきます。
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平成18年1月1日(日) 「おみくじ」 |
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
今年は戌年で、私自身3回目の年男となりました。
今年は例年以上に勝負の年、飛躍の年にしたいと強く願っております。
その為に一度原点に立ち戻ってみようと、
朝方、税理士受験時に合格祈願をした神社に初詣に行ってきました。
ほとんどの神社にはおみくじがあると思いますが、
個人的にあまりおみくじを引くのは好きではありません。
おみくじの結果に左右されたくない、というのがその理由です。
そう思ったきっかけは、証券会社にいた頃の話で、
確か12年前で今年と同じく戌年だったように思います。
大発会の後に同じ支店の人たちと初詣に行ったときに、
凶を引いてしまったことがあります。
その後、凶以外が出るまで引き続けたのですが、
結局三回連続で凶を引いてしまいました。
今から思えば、その年は自分の努力不足が招いたとは言え、
証券会社を退職し、その後税理士を志して勉強を開始したものの、
悶々と日々を過ごした最悪の年だったように思います。
しかし、その年があったからこそ、今の自分がある訳ですし、
今年は勝負の年にしたい、凶が出ても気にしないだけの精神力はついている、
という強い思いがあったのか、自然とおみくじの所に足が伸びました。
そして、初詣としては久々におみくじを引いたら、
人生初の大吉を引き当てました。
その文章の一部を抜粋すると、
「幸運の扉は今将(まさ)に展(ひら)かれようとしています 大上運です」
と書かれていました。
私のことを昔から知っている方だと、
相変わらず単純でお調子者だと思われるでしょうが、
正直、めちゃくちゃ嬉しかったです。
おみくじで人生が決まるわけではもちろんないのですが、
自分に都合のいい事はとことん信じ込んでしまいますので、
今年はいい一年になるに違いない!との思いを強くしました。
自分一人で仕事をしておりますので、健康には十分気をつけて、
高橋尚子選手が言っていたように日々悔いの無いよう努力を続けて、
今年の最後には笑って年を越せるようにしたいと強く願っております。
※昨年のブログにつきましては、右上のところの「平成17年日記」
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